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2013年3月5日火曜日

死を見つめることは、『生』を考えることへの気づき

この30年程で、大きく変わってしまった「老人の死に場所」


その問題を考えるきっかけを与えてくれたのが、この1冊でした。



「看取りの医者」  著者平野国美さん



今の日本では、人生の終焉を迎える場所の、8割が病院。


残りの2割のうち、1割は自殺か老人施設での最期。


そして、たった1割の人だけが、自宅での最期を迎えているという・・・


家庭から「死」というものが遠ざけられた結果、


『自宅は死ぬ場所ではない』


とすら感じてしまっている人々へ向け、再考を促す良書だと思いました。


現代の核家族化した日本。


見えないところで、死を迎える高齢者たち。


それは、子ども達や家族に、死を受け止めるチャンスをも、


奪っていることになるのではないでしょうか?


そのことは、『生』を考える機会も、失っていることになります・・・




☆ 終末期医療の訪問医が見つめ続けてた実例をもとにした9話の物語。オススメです ☆











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