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2013年5月8日水曜日

介護の極意!?


重くてキツイ、介護の実話。

そこをあえて、笑いとユーモアに包んで読者に届けてくれています。

50代で脳血管性(脳出血・脳梗塞)による認知症になってしまった父と、

その介護と仕事の両立ストレスからか、卵巣がんになってしまった母。

そして、20代の私(一人娘)の家族のお話しです。

病気の後遺症から、認知症になってしまった父は、体も大きく見た目も普通の中高年男性と変わらない。しかし、中身は・・・

ふらりと出て行ってしまっては、帰れなくなり、警察に捜索願を出す私と母。

しかし、普通の健康な男性にしか見えない父は、なかなか見つけてもらえない・・・。

「認知症の家族をさがしてください!」と言うと、どうしても高齢者を想像してしまうのは、
仕方ないことだろう。

そして、糖尿病を持病に持つ父であったが、認知症の発症以来、止めても、隠しても、好物の甘いものを食べ続けるのだ。

必死になって阻止するのだけれど、麻痺の残った体で暴れる父。

とてつもない戦いの日々。

そんな中、母までもが、卵巣がんになり、入院・手術することに・・・。

読んでいるこちらが、『もうやめてあげて~~~~~!!!』と言いたくなってしまう内容だが、
そこは、コミック仕立てにしてあることで、かなり緩和されている。

そして。

すさまじい毎日の中。

主人公の「私」は、恋をする。

まだ若い、20代の私の、恋の行方と未来は!?



どうなるのかは、読んでみてください(*^_^*)


介護も、認知症も、遠い未来の話しだと考えている、全ての人に読んでいただきたい体験記でした。

コミック&エッセイなので20~30代の方にも、とても読みやすいです。




笑う介護。 (sasaeru文庫)  著者 松本 ぷりっつ、 岡崎 杏里






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